読書・DE・感動日記 「涙のロシアンティー」
おはようございます。
大人の雰囲気を求めて、去年からカフェ巡りでコーヒーを楽しんでいますが、
本当は紅茶大好き人間です。
最近は健康を考えハーブティーをそろえたりルイボスティーを飲んだりしていますが、小さい頃から慣れ親しんだ紅茶が 私の中ではダントツ1位なのです!
茶葉は紅茶専門店で香りを試して その時の気分で購入していたので、知識はそんなに豊富じゃありませんでした。たまたま図書館で紅茶の本を見つけたので ウンチクが言えるように勉強しようと何冊か読んできまして・・・
斎藤由美さん 「英国紅茶の贈り物」 (1997年発行)
イギリスではレモンティーは”ロシアンティー”と呼ばれているというエピソードで
時のヴィクトリア女王が、ロシアに嫁いだ孫娘を訪ねてロシアに赴いた時のことであった。孫娘は大好きなおばあさまのために、紅茶にレモンを浮かべてもてなした。ミルクティーしか飲んだことがなかった女王にとっては、このレモンティーは新しいテイストであり、そして何よりも可愛い孫娘を思い出させてくれる香りだった。イギリスに戻ってからもヴィクトリア女王は孫娘のことを思いながら、たびたびレモンティーを飲んだという。イギリスでレモンティーがロシアンティーと呼ばれる背景には、こんな素敵なエピソードが隠されていたのである。
なんとまあ、いい話。涙がこぼれました。(お風呂タイムでよかった・・・)
孫どころか子供も舞い降りてきてくれてませんが、ヴィクトリアおばあちゃまになった気分で・・・・・書いてるそばから またウルウルしてきました。(涙線弱し40歳)
そういえば、卒業するまで 朝食はずっとレモンティーでした。
母がレモンの輪切りを毎日用意してくれていて、リプトンのティーバッグにお湯をそそいで 酸っぱくなりすぎないようレモンを取り出すタイミングを研究したものでした。今思うと 朝だけはけっこう優雅な小学生だったのかしら。
ここ15年くらいは 茶葉でいれたストレートティーが好きなのと、本物のレモンを常備するのが面倒くさいとの理由で レモンティから遠ざかっていましたが、
今朝の目覚めの一杯は レモンティー!もちろんティーバッグで!!
ポッカレモンだけど、ヴィクトリアおばあちゃまと幼少時代の思い出のおかげで
とってもHAPPYな味わいを感じられました。
大雨だけど、素敵な一日のスタートでございます。
(*通常ロシアンティーとは、紅茶にジャムを混ぜたものとして知られています。)
では HAPPYな一日を!